自分は子供の頃から、運動がとても苦手で。
学校の体育では
まじめに出席していても成績表に「1」(最低ランク)がついてしまうほど。
大縄跳びとかドッジボールとか、
みんなに迷惑かけてしまうから、ほんとにつらい思い出。
運動神経が確実に鈍いのです。
でも、舞台にのった時には
体育の授業とはまたちょっと違う種類の、
「舞台上の、運動神経」
みたいなものがあるなと
常々感じております。
「舞台上の、動きの勘」
ともいえるかもしれません。
舞台での運動神経というか、
反射神経なのかな。
うまくいえないのですが
例えば音楽の(&ブレスの)タイミングに合わせて
いかに適切に反応するかとか。
舞台という空間おける、ほかの人間やセットとの
立ち位置の測り方とか。
自然な演技で振り向けるかとか。
ただ立って歌うだけではない、出しゃばって動き回るだけでもない、
舞台での“ちょうどいい”存在の仕方というか。
「そう!やっぱりここでこう動くよね!うん!!」
という絶妙な感覚って、
やはり日々舞台にのっていないと
冴えわたらないよな、と感じているのです。
歩くのと一緒で
しばらく足を使わないと鈍ってしまうというか。
舞台に関わり続けないと
その運動神経が鈍ってしまうような気がします。
もちろん、役柄でダンス的要素が求められてくると
自分はもう、全然使えない歌い手なのですが(´・ω・`)
(喜歌劇「メリー・ウィドウ」の
歌って踊れるヴァランシェンヌ役、
あの時は申し訳ないレベルで大変でした・・・)
いわゆるスポーツは苦手な私も、
この自分なりに考えている運動神経&感覚だけは
少しでも研ぎ澄ませておきたい!
すくなくとも自分は、
動きと思考は連動していると考え、
“身体で覚えさせたい派”なのだと思います。
動きが決まれば、音楽も歌詞もちゃんと入ってくるという。
この身体的感覚を維持するためにも!!
ひとつでも多くの公演で
本番の舞台に立っていたいというわけです!!!
さて、また夏の公演に向けて、
稽古も始まりました。
しっかり勘を働かせて
“いい動き”ができますように。.*☆(*'▽')
梅雨空でも、いつもニコニコ爽やかな美沙子先生、正に妖精!はまり役の夏の立川公演ですね!!より、らしく、演じられます様に期待しております。板上妖精さん達にとっては花畑の庭?水分大事に、ご検討を祈ります。熱海より良夫!
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