8月末から始まった名古屋ライフ、
長いようであっという間。
滞在中はずっと天候に恵まれず、
傘が手放せない毎日だったというのに、
名古屋を離れるという今日、
中部国際空港は暑いくらいの青空でした…。
今回の名古屋城公演、
6回公演のうち無事に演奏できたのは
2日間のみ。
初日はカーテンコールまで終わったとたんに
空から雨粒が。
ああ名古屋城の主のパワーで
お天気がもったんだなと。
翌日は第3幕途中で雨が。
オケも退避して中断しながらも
なんとか最後まで通りました。
残りの4公演は
泣く泣く雨天中止に。
出演者である自分も
もちろん不完全燃焼ですが、
何より、
応援してくださっていた方々、
雨の中でも会場にて
開演を楽しみにお待ち頂いていたお客様に、
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
いつか、またこの名古屋の地で
リベンジできたら!と思います。
でも今回の公演も
オペラを通した日伊の文化交流という意味で
とても貴重な機会となりました。
イタリア人・日本人問わず、
音楽スタッフ・舞台スタッフの情熱の凄さ。
いつも笑顔で一生懸命な
名古屋少年少女合唱団のみなさん。
ボローニャフィルの音楽の素晴らしさ。
そしてパルマ王立合唱団の皆様と
コラボレーションして合唱が歌えたこと。
楽しいと同時に、
もっともっと勉強しなければと
痛感させられる経験だったと思います。
そんな気持ちを忘れないためにも
しっかり公演を振り返りたいと思います٩(๑❛∧❛๑)۶
★★ ★★ ★★ ★★ ★★
名古屋滞在中、
肌身離さずもっていた
関係者パス。
衣装&靴は
イタリアから運んできたものをお借りしたのですが、
直前の台風の影響で
船便のコンテナが届かず…
衣装合わせ自体が
本番直前になってしまいました。
実際に衣装に袖を通せたのは2回のみ。
まさか2回しか着れないとは思っておらず…
もっと写真を撮っておけばよかった。。。
こちらは客席の様子。
開演までの間、雨に濡れた椅子を
スタッフの方々が懸命に拭いてくださっていました。
「できれば開演したい!」
との思いから、
開演時間を遅らせて雨の状況を伺うことも。
こちらは楽屋(テント)にて
待機中の日本人女声合唱のみんな。
以前、奈良公演「トゥーランドット」で
ご一緒した懐かしい顔も。
素敵な人達ばかりでした。
そしてこちらは
女声合唱唯一の舞台上のシーン、
「テ・デウム」。
その圧巻の演奏、
何度歌っていても泣きそうに。
この公演に関わる全ての皆様に
感謝の気持ちをこめて。
ぜひいつか、ふたたび。
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